フランスのシャンパン

スパークリングワインの中でもシャンパンと名乗れるのは、ランス市周辺のシャンパーニュ地方で、特定の製法で造られた発泡ワインのみ。通常の工程に加え、2度目の発酵を促す「瓶内二次発酵」という製法で手間をかけて造られている。

Reims
~ la cité des sacres ~

シャンパンが名産の歴史ある街  -Reims-

ランス市は、パリの東北東、高速鉄道TGVで約45分の場所にある、人口約18万人のシャンパーニュ地方最大級の都市です。市内には、歴代25人のフランス国王が戴冠式を行ったノートルダム大聖堂をはじめ、3つのユネスコ世界遺産を抱えていて、観光客も多く訪れます。また、1945年5月7日に、ドイツ国防軍が降伏文書に調印し、ヨーロッパの第二次世界大戦を終結させた司令部の一室が当時のまま保存されている博物館などもあり、フランス史の主要舞台の一つです。ワインの味わいが楽しめる
出典:名古屋市観光局

シャンパン醸造の中心地

ランス市はシャンパンの産地としても有名な街で、市内にいくつものシャンパンメーカーがあります。各シャンパンメーカーは、カーヴと呼ばれる地下貯蔵庫でシャンパンを熟成させていて、カーヴの見学を受け入れている所もあります。シャンパーニュ地方で作られたワインだけがシャンパンと称することができるなど、厳格なルールの下で製造されいる。代表歴的なシャンパンメゾンにG.Hマム、ポメリー、ヴーヴ・クリコなどが挙げられる。
出典:名古屋市観光局

フジタ礼拝堂

藤田嗣治はランスで洗礼を受け、礼拝堂を作り上げた。内部の壁はフレスコ画で覆われ、原爆をテーマに人類愛を表現したステンドグラスも閲覧できる。

藤田嗣治(ふじたつぐはる)

1886年–1968年(スイス チューリヒにて81歳没)
画家・彫刻家。
第一次世界大戦が始まる1年前に渡仏。
猫と女性を得意とし、なかでも「乳白色の肌」とよばれた裸婦像などは人気を博した。エコール・ド・パリの代表的な画家である。第二次世界大戦中に日本に帰国、陸軍美術協会理事長に就任し戦争画を描いたことで、のちに大批判を受けることになり、傷心のなかフランスに戻る。1955年にフランス国籍を取得、59年に洗礼を受けレオナール・フジタ(Léonard Foujita)と改名。最晩年には、ランスに感謝を示したいと礼拝堂(シャペル・フジタ)の建設を志し、完成から2年後に没しました。
参考:wikipedia藤田嗣治

UNESCO World Heritage Sites

サン・レミ聖堂

11世紀初頭に修道院として建設が始まったサン・レミ・バジリカ聖堂は過剰な装飾がないシンプルな造りの聖堂で、北フランスにおけるロマネスク・ゴシック様式の傑作と言われています。1007年の建設着工以来、幾度もの修復作業が繰り返されたため、ロマネスク様式(身廊)、ゴシック様式(内陣)、ルネサンス様式(内陣のコロネード)が共存した独特の造りとなっています。現存する聖堂は1919年以降に再建されたもので、内部にはロマネスク時代の面影はほとんど残っていないものの、12世紀のステンドグラスが保存されています。隣接する旧大修道院は、今日サン・レミ修道院博物館となっており、多数のカトリック彫刻遺産を展示しています。

ノートルダム大聖堂

フランス三大聖堂のひとつ。パリの中心部、シテ島に聳える壮大なノートル・ダム大聖堂は、パリに数多くある歴史遺産の中でも特に貴重なものとして、多くの観光客を集めています。高く聳える双塔、空に突き刺すように延びる尖塔、すらりとした曲線を描くフライング・バットレス、バラ窓など見事なステンドグラスは初期ゴシック建築の傑作と言われ、今日ではフランスにおける最も貴重なゴシック建築のひとつとみなされています。見学の際には考古学的にも重要な意味をもつ地下の礼拝堂クリプト、また聖堂正面の石畳にはめられた「ゼロ・ポイント」を示す丸いプレート(ノートル・ダム聖堂を0㎞地点としてパリから各地への距離を表す起点)は有名な観光スポットとなっている。

トー宮殿

トー宮殿は、1498年から1509年に建造された大司教の館のことです。ノートルダム大聖堂に隣接しています。1675年に部分的に改修され、1914年9月19日の火災の後にも修復されました。名前はギリシャ文字のτ(タウ)から付けられたもので、平面図がT字型をしていたことにちなんでいます。現在は宝物などを展示する美術館となっている。

シャンパーニュと丘陵

地域の組織と功績、18世紀末から続く独自の生産・醸造・販売手法が、市街地や田園風景に深く根付き、世界的に名高い華やかなシーンやお祝いのシーンを象徴するワインを誕生させました。歴史・文化・高い技術を象徴する、他にはない景観と場所。「シャンパーニュの丘陵、メゾンとカーヴ」群は、他のワイン生産地では見られない風景と普遍的価値を作り上げています。

メゾンとカーヴ

世界遺産に指定されたのは以下の14の拠点

  • オーヴィリエの丘陵(Les coteaux d’Hautvillers)
  • オーヴィリエの共同カーヴ(Les caves coopératives d’Hautvillers)
  • オーヴィリエのトマ・カーヴ(La cave Thomas à Hautvillers)
  • アイの丘陵(Les coteaux d’Aÿ) アイのカーヴ(Les caves d’Aÿ)
  • マルイユ・シュール・アイの丘陵(Les coteaux de Mareuil-sur-Aÿ)
  • マルイユ・シュール・アイのカーヴ(Les caves de Mareuil-sur-Aÿ)
  • サンニケーズの丘(La colline Saint-Nicaise)
  • ポメリー、リュイノー、ヴーヴクリコ、シャルルハイジックのカーヴ
    (Les caves Pommery, Ruinart, Veuve-Clicquot, Charles Heidsieck)
  • テタンジェのカーヴ(Les caves Taittinger)
  • マルテルのカーヴ (Les caves Martel)
  • シャンパーニュ通り(L’avenue de Champagne)
  • フォール・シャブロル シャンパン研究所(Le Fort Chabrol)
  • シャンパーニュ通りのカーヴ(Les caves de l’avenue de Champagne)

シャンパン街道

シャンパーニュアルデンヌ県観光サイト: シャンパーニュ地方のブドウ畑を巡り、ユネスコ世界遺産に登録されたこの地方の素晴らしさを感じてください。ブドウ畑をめぐるにはシャンパーニュ街道を訪れるのがお勧めです。5つのコースがあり、それぞれ約80の受け入れ拠点があります。600kmの道を美しい景色を眺めながら散策すればこの地域の歴史遺産を発見できることでしょう。
(出典:http://jp.france.fr/ja/discover/88153)

Event

2017年10月20日(Fri)

名古屋市・ランス市 姉妹都市記念式典

ロサンゼルス市、メキシコ市、南京市、シドニー市、トリノ市に次ぐ6都市目の姉妹都市提携。
河村たかし市長(名古屋市)、ロビネ市長(ランス市)、おくむら議員(名古屋市会議員)も参加されました。
乾杯のご発声は元中日ドラゴンズ立浪和義様
特別ゲストにアンミカ様が応援に駆け付けてくれました。
(アンミカ様紹介:ファッションモデル・タレントとして活躍中、雑誌ワイン王国で連載をもつほどワインを愛されている、名誉ソムリエ就任など幅広く活躍されている)
総勢200名を超える方々が集まって下さり、大盛り上がりでした。
中京テレビ様に取材頂きました。
ミスアースジャパン愛知・岐阜受賞者7名がモデルとして参加。
服部晏奈様が2017親善大使としてフランス語で貢献と活躍を約束しました。

2017年10月21(Sat).22日(Sun)

名古屋まつりブース出展
(久屋大通公園 エンゼル広場)

株式会社 八 -HACHI-
四間道レストラン MATSUURA様
まるは食堂様
共同ブース出展しました。

201711

2017年11月7日~

松坂屋
『フランス物語』 〜パリからの時間旅行〜

キュヴェ 八
名古屋市・ランス市姉妹都市提携記念ボトル(グラス付)
税込12,960円(750ml)
21日まで出展しております。